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Let's Open The Time Capsule

Revision as of 20:59, 11 July 2024 by Fredd-E (talk | contribs) (transcription added)


title Let's Open The Time Capsule
author Naohiro Kato
publication Remix (Japanese Publication)
date 2003/01
issue 139
pages pp.82-83



"Let's Open The Time Capsule" is an interview (in Japanese) by Naohiro Kato originally published Jan. 2003 in Remix magazine (Japanese publication) Number 139, pp.82-83.


Original Text

Boards of Canada


さ、タイムカプセルを開けてみよう


ボーズ・オブ・カナダが送り出した奇妙なトリップ・サウンドは

世界中に中毒者を生み出した。この度、マニアの間では高額で取り引き

されていたという幻のファースト・アルバムがとうとう再発される。


文加藤直宏

words Naohiro Kato


コアなファンの間では800ポンド(およそ15万円)で取引 されていたというボーズ・オブ・カナダのファースト・アルバム 「Twoism」がついにくワープンより再発される(日本はく ビート・レーコズンから)。これは彼らがくワープンと契約する 以前に作られていた作品で、80年代後半にエジンバラ辺の 地区で彼ら自身がデモ・トラックを送り出すために立ち上げた レーベル<MUSIC70ンからリリースされていたものだ。本 作はボーズ・オブ・カナダからの奇妙な贈り物のようなもので ある。僕は本作を癒きながら、まるで地中に埋めたタイムカプ セルを掘り起こして開けるときのような気持になった。数年前 の作品がこれまで世に送り出されずに(待ちきれずに覗いてし まった人もいるにはいるにれど)僕たちの前に届けられるなん て、何とも不思議で奇妙な感覚になる。ここでは敢えて中身に ついては触れないでおこう。そのほうがこのミステリアスなユ ニットには相応しい。その代わりと言ってはなんだが、まだあま り語られたことのない彼らの初期の活動について訊いたイン タヴューをお届けすることにしよう(このインタヴューは本誌 2002年4月号に掲載されたインタヴューのアウトテイクによ るもの)。


音楽を作りはじめたのはいつ頃から?
マイク:子供のころは映画にすごく無味があった。特にSF映画、 僕たちの両親が観て欲しくないと願うような種類の映画さ。そ の頃観た映画は、僕たちの音楽やイメージに大きな影響を与 えていると思う。僕は決画やテレビ、そして本の中で描かれる

荒涼たるヴィジョンの未来に常に興味があった。なかでも 082 remix January 2003 1970年代の視点での未来。で、僕らはふたりとも小さい頃 からピアノとギターを弾いていたんだ。でもすぐに飽きた(笑)。 10才になる頃までには、ふたり共作曲をして、バンドでプレイ してたんだ。僕らの作ってたのは本当に不快な音楽だった。地 元にいる想像力のない人々を扇動しようとしてたんだ。その 頃、作ってた音楽は初期のニンピューター・ゲームの音楽にか なり近い感じだったな。クラシックなゲームのバックに流れる エネルギッシュな8ビットのアタリのメロディー、でも木物の楽

器でプレイしている・・・・・・っていう。
ふたりはスコットランド北部~イングランド南部~カナダ(アル バータ)などいろいろな土地を転々としていたそうですがそ れは家庭の事情で
マーカス:僕の家族は建設業界で仕事をしていたんだ。だか ら、仕事のある場所へ引っ越しをしていた。父親がアルバータ へ引っ越した理由はカルガリーにあるサドル・ドームというス ポーツ・グラウンドを建設するためだったんだ。だから、建設の 間ずっとそこにいた。僕の家族は近親を含む大家族なんだ。
僕らはジョークで僕の家族のことを”マフィアって呼んでるん

だ。 マイクはマーカスと知り合う前に、すでに音楽を作りはじめて

いたそうですが?
マイク:80年代の初頭僕と5人ほどの友だちでバンドをはじめ たんだ。それは他の多くのバンドと同じだよ。僕の実家には楽 がいくつかあったし、人からマルチトラックのテープ・マシー ンを借りたんだ。ラッキーなことに、学校の先生が学校初のシ

ンセサイザーを僕らに使わせてくれてそれを使って実験をは

じめた。スタジオのリハーサル・ルームを使ってね。パーカッ ションや他の楽器がたくさんあったんだ。スタジオのオーナー は何が起きてるのか全くわかってなかった。バンドは当初、ラ イヴのドラム、シンセサイザー、ベース・ギターでやってた。壮 大な雰囲気で可日もずっと続くかと思うような、長い単調なト

ラックを作っていた。
バンドの名前は?
マイク:あの頃はメンバー、バンド名とも何百回も変えてたか らね。
どんな音楽性でした?
マイク:あの頃にしてはとても変わった音楽だったと思うよ。 僕たちは人工的な映画音楽・・・・・・ジョン・カーペンターのテー マとかそんなものを作ろうとしていたんだと思う。地元のギグ では一度、6時間も続くセットをやったこともあるんだ。その頃 のテープも全部持っている。僕らは全て取っておくのさ。絶対」 に曲を捨てたりしない。
マーカスはベーシストとしてマイクのバンドに加入したそうで すが、それまではどんな音楽活動をしていたのですか?
マーカス:僕は高校時代、様々なロックバンドでベースやギタ ーを弾いてたんだ。でも、すべからくミュージシャンはハイス

クール・バンドのイニシエーションを受けるもんだと思うよ。自 999042011493338C. 700.9641

まだ若かったから。
その当時好きだったミュージシャンを教えてください。
マーカス:僕らはBOCを結成する前からずっとに音楽を作っ ていたんだ。それもあって、ふたりで本当に色々なアーティス トを聴くというステージを経てきたよ。でもBOCを結成した 当時のことを考えてみると、僕らの一番の悪響はディージォ、ヴ エルヴェット・アンダーグラウンド、コクトー・ツインズ、ニッツア !・エブ、DAF、ウェンディー・カリオス、それから様々なアンダ ーグラウンド・ヒップホップのレコードだったね。
自主レーベル<MUSIC70>はいつごろ立ち上がったので

すか? マーカス:80年代の後半に僕らのファースト・デモをリリース

するために立ち上げたレーベルなんだ。
この頃の活動の拠点は? マーカス:いと変わらないよ。スコットランドのエジンバラの 近く。
<MUSIC70>からの作品はBOCとしてのリリースだった のですか?
マーカス:ほとんどがBOC名義だ。でも他の名前でもいくつ カリリースしたよ。<SKAM>レコードなんかからね。BOCと

は全然違う感じの音楽もかなりレコーディングしてきたんだ。 恐らく、ギター・ミュージックのアルバムが数枚できるくらい。

でも、あれがレコードになったのかどうかは僕も知らない。
このレーベルからは他にどんなリリースがあったのですか?
マーカス:僕ら自身の音楽と、友だちのために作ったプロフィ ットなしのデモが数枚。


ボーズ・オブ・カナダイ」のファースト・アルバム

Twoismiはぐビート・レコーズ>より発売中!


Translated text

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Let's Open The Time Capsule


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